今回は転職を見送った方がよいケース

やりたいことがまだ固まっていない状態で、転職活動を始めるのはおすすめできません。今の会社を辞めたくて、とりあえずどこでも良いから転職しようとする人は、転職に失敗してしまう可能性が高いです。なぜかというと、やりたいことが定まっていないと企業とのミスマッチが起こりやすくなるからです。新しい職場が見つかったとしても、自分と仕事がマッチしていないため、また辞めてくなって転職するという悪循環になります。転職する時は、必ず自分が何をやりたいのかが明確になってからにしましょう。

会社の嫌なことばかり見てしまう人も、あまり転職には向いていません。例えば、人間関係が上手くいかないと悩んでいる場合に「上司が嫌な人だから上手くいかない」「同僚が何も助けてくれないからダメなんだ」など、全てを人のせいにしている人は、新しい職場に行っても結局同じ不満を持つようになる可能性が高いです。人のせいにする前に、まず自分が悪いところはないか、直せるところはないか考えてみるようにしましょう。

また、近々ローンを組もうと思っている人も、転職しないほうが良いケースの一つです。家や車を買う時にローンを組むことが多いですが、転職したばかりだとローンの審査に通りにくくなります。ローンの審査は勤続年数も重要なポイントになるからです。ローンを組めたとしても、限度額が低くなったりすることも多いので、お金を借りる予定がある人は慎重に転職するか考えましょう。